とあるサークルで購入した際に「こちらもどうですか?」と隣のスペースの作品を勧められ購入したのがこのバンド。
重々しくメランコリックな楽曲がメインであることからゴシックロックといえばそうなのだけど、ブラックメタルのような幽玄さやヴァイオリンが挿入されて耽美さを感じることもあるほか、さらにはプログレ的な部分もあったりと、ひと括りには表現できないものがある。
ボーカルは女性で、混沌とした楽曲の中に一筋の風が吹き込むようであり、溶け込むようでもある透明感のある歌声が特徴。
なにやらとっつきづらそうなイメージになってしまったかもしれないけど、はまる人にははまるであろう不思議な魅力をもった作品。